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La source d'Ingres,  Paris  ©DeepStSky 

031 自動車エンブレム II - 8

2023/09/10 投稿

    猛禽類以外の鳥の

エンブレムもあります。

2 図形(複雑なデザイン・動物)2.6


 

 

 

 

 

 

 

 



図1 ヴォラーレ バーリンガム アルバトロス(仏) ジオット・キャスピタ センチュリー

 

 マルコポーロ傘下のブラジルの新興バスメーカー・ヴォラーレは、空を飛ぶ恐竜のような、また往時のコンコルドを思わせるようなエンブレムです。カモメ(Seagull)モデルで知られた英バーリンガムは1928年からバスのボディを生産し、1960年にライバルのデュープルに買収され、1962年にその名も消滅しました。自転車メーカーの仏アンリ・ビユアン(Henri Billouin)は、1912年からアルバトロス(アホウドリ)のブランドで自動車も生産し始め、1925年にプジョーに買収されました。ジオット・キャスピタは公道を走るF1マシンを謳った、ワコールが出資したジオットのキャピスタで、始祖鳥をインカ文明風にしたものと言うことです。トヨタの最高級車種センチュリーは鳳凰です。

 

     
   

 

 


図2 キーラ ヴェイラ マトラ=シムカ CG1

 

 EV開発を目指しているウガンダの準国営キーラは冠ヅルのエンブレムです。雄鶏はフランスの国鳥ですから仏メーカーのエンブレムによく見られます。創業者名を冠した仏ヴェイラは1990年代初めに高価なスポーツカーを少量生産しています。仏マトラがクライスラーに買収されシムカの技術で造られたスポーツカーのバゲーラの名称はキップリングのジャングル・ブックに出てくる黒豹バギーラから来ています。創設者たちの名を冠した仏CGまたはシャップ&ゲサラン(Chappe et Gessalin)は、戦後他メーカーへのボディを生産していましたが、1966年から1974年まで自社のロードスターやスポーツクーペも生産するようになりました。本社所在地のガロア鶏通りからエンブレムを採っています。

 

         

 

 

 



図3 アエテクFYK 威龍 申龍 漢龍1

 

 ノルウェーのアエテクが燃料会社と共同開発したFYKコンセプトカーは、水素と天然ガスの混合ガスで走りますが、そのエンブレムはドラゴンでしょう。低速EVの江蘇省威龍(Veyron)新能源とバス・メーカーの上海・申龍(Shenglong, Sunlong)、今は生産を停止した、SUVなどの漢龍(Hanlong)汽車もその名の通り龍のエンブレムです。

 

        

 

 

 

 

 

 

 

図4 ドラコー パラトヴ 新開1 風翔 アジラーニ・ドラクマ

 

 カリフォルニア州のEVスーパーカーを発表した新興ドラコーも名前の如く龍のエンブレムです。オレゴン州の創業者名を冠した新興パラトヴも軽量レースカーを造っています。新凱汽車(xinkai)も龍のエンブレムです。EVスポーツカーのティタン(Titan)を発表した深圳市の風翔(Fengxiang, Windbooster)汽車も龍のようです。ドゥバイのアジラーニは、創業者の名ですが、ハイパーカーのドラクマ(ドラゴン)を発表しました。

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図1 Volare, H. V. Burlingham, Albatros (FR), ジオット・キャスピタ, トヨタ・センチュリー,
図2 Kiira, Veyrat, Matra Simca, CG 1             
図3 Aetek FYK, 威龍新能源汽車, 申龍客車, 湖北大治漢龍汽車           
図4 Drako Motors, Palatov Motorsport, 河北高碑店新開1, 風翔汽車, Ajlani