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La source d'Ingres,  Paris  ©DeepStSky 

027 自動車エンブレム II - 4

2023/05/14 投稿

     ライオンの次は、

やチータ、ピューマです。

2 図形(複雑なデザイン・動物)2.2

        

 

 

 

 

 

 

 


図1 日産レパード ムーン・レオパード グエパルド 緑馳

 

 今は消滅した日産のレパードは、豹が跳躍するシルエットですが、何だか後に見るジャガーのエンブレムによく似ています。フランス人ジュールがアラブ首長国連邦に創設したムーン・レオパードは、1980年代後半にジープのシャーシでステンレスのオフロード車を7台製造しました。スペインのアルテス・デ・アルコス(Artés de Arcos S.A.)は1966年からレーシングカーのグエパルド(チータ)などを生産しましたが、1970年代に消滅しました。EVの新興・緑馳(LvChi)は豹ですが、スター・ウォーズに出てくるような面のような感じとなりました。

 

    

  

 

 

 


図2 マーキュリー・クーガ(旧) マーキュリー・クーガ 独フォード・プーマ プーマ

 

 フォードのブランドであるマーキュリーは1967年から2002年までクーガ(ピューマ)を出していました。ドイツのフォードのピューマのエンブレムはフロントやリアには付いていません。ブラジルでVWのビートルを基にしてスポーツカーや軽トラックを生産していたプーマは、倒産後ブラジルのアラウカリア自動車や南アフリカでライセンス生産され、その後ブラジルで再興されました。ピューマの顔のエンブレムです。

 

     

 

 



図3 Eヴォルフ グピル ダッジ・ヘルキャット ダッジ・ディーモン

 

 ドイツでEV車を開発していたEヴォルフ社はソラーワットに買収されてそこで開発研究を続けていますが、エンブレムは社名の原義の狼です。米ポラリスの子会社となったキツネのエンブレムの仏グピルはEVの商用車を生産しています。ステランティス傘下の米ダッジ・マッスルカーの恐ろしそうなヘルキャットとディーモンは、それぞれ左右対称のデザインもあります。

 

      

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

図4 インターメカニカ・インドラ IKAルノー・トリノ ロングホーン レッドブル・レーシング アウティ1 ゼブラ

 

 イタリアのトリノ市で創業し、アメリカを経て、現在はカナダのインターメカニカが米国市場に出したスポーツカーのインドラ・ブランドは、トリノ市の牛がエンブレムです。アルゼンチンのIKAルノーの乗用車ブランド・トリノはピニンファリーナが車体を担当したので同じくトリノ市の紋章の牛です。テキサス州の好事家が1938年から14年間かけてロードスターを製作しました。その長いフェンダーからロングホーンと命名されています。レッドブル・レーシングはオーストリアの飲料メーカー・レッドブルを母体とするF1レーシングコンストラクターで、そのセカンドチームであるスクーデリア・トロ・ロッソ(現スクーデリア・アルファタウリ)も似たようなエンブレムを使っています。英BMCは1965年にスペインのNMQとのJVアウティ(Authi = Automoviles de Turismo Hispano Ingleses)を立ち上げ、モリスやオースティンの現地生産を始めましたが、1976年にセアットに売却されました。1996年創設のカリフォルニア州のゼブラは、廉価なEVロードスターの生産を目指しています。

 

      

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  図5 エルジェ パラダイン ダッジ    ラムスモバイル      ウニモク           エアリーズ  エルクント オヴェルラン

 

    ペガサスの立体エンブレムをボンネットに付けていたエルジェは、フランスのボルドーで1924年に設立されましたが、30台ほど生産して1年で倒産しました。今世紀前後にあったスポーツカー・メーカーの創業者名を冠した英パラダインは、ポルシェの馬やランボルギーニの牛に負けないと言うことで象を出してきました。ダッジのマークは、頑健な羊が「優れた信頼性」を表していると言う、元はラムトラックのエンブレムでしたが、一時はダッジ全てに引き継がれ、今またトラック部門ラム専用に使われています。ベラルーシのラムスモバイルは、豪華版ハンヴィーを出しています。メルセデス・ベンツのトラック部門となった独ウニモクの独立時のエンブレムは車輪に雄牛か山羊の頭のデザインでした。その社名は汎用モーター機器(Universal-Motor-Gerät)の頭字語です。2007年創設の英エアリーズは、ロータス7のレプリカやキットカーを生産していましたが、2018年に消滅しました。トルコの鋳物工場から出発したエルクントは、主にトラクターを生産していますが、雄山羊のエンブレムです。以前の仏オヴェルラン(Auverland)、後のパナール総合防衛(Panhard General Defense)はクルニルのオフロード車、後には軍用車も生産していましたが、そのエンブレムはシャモア(アルプスカモシカ)です。

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図1 日産レパード, Moon Leopard, Guepardo, 緑馳汽車     
図2 Mercury Cougar (1967-1977), (1977-2002), Puma     
図3 e-Wolf, GOUPiL, Dodge Hellcat, Dodge Demon
図4 Inrmeccanica Indra, IKA Renault Torino, Longhorn, Redbull Racing, Authi 1,     
図5 Zebra Motors, Elgé, Parradine, Dodge, Ramsmobile, UnimogAries Motorsport, Erkunt, Auverland